2015年5月21日木曜日

手術をして入院しましてん

60分ほど運動すると右足首に痛みが発生していたので、手術を受けることに。靭帯再建と骨のクリーニングで3時間ほどの予定が、軟骨も傷んでいたので、もう2時間ほど延長して軟骨を除去することに。術前に全身麻酔を受けたので術中は爆睡していたものの、噂通り目が覚めてからが地獄だった。

ここからは言葉を選ばずに当時を振り返るので、お下劣な言葉に拒否反応を示すかもな方はお引き取り下さい。


まず、移動式ベッド(何て呼ぶか忘れた)でレントゲンを撮りに行き、その後に部屋のベッドに戻ってどっこらしょとベッドに運ばれる。この間は麻酔から覚めたばかりなので意識が朦朧としていてゲロ吐きそうだったし、体をいじられたことで体が自動的に拒否反応を起こして発熱して朦朧追加だし。ベッドに戻ったらおかんに記念撮影をするようお願いしてたんだが、後にその写真を見たら自分の悶えている顔を見て唖然とした。

んで術前に看護師さんに「痛かったら遠慮せずに痛いと言って下さいね」と言われていて、ガマンできるだろうと思っていたけど、そんなわけもなく。お姉さんに座薬を突っ込まれて痛みが沈み、黙り込むまで「痛い痛い」とうめいていました。その後もタンを吐きまくるわ、吐くにも頭を動かすだけでゲロを吐きそうになるわ。とりあえず酒を飲み過ぎた時の気持ち悪さとは別タイプだったのでゲロは大丈夫でした。

車イスでトイレに行く練習では便座に座れれば修了かと思いきや、一人でションベン体勢、つまりはパンツを足元まで降ろせるかまでおねえさんにチェックされる。エロい展開を期待すらできない程しぼんでいたおれの精神状態に比例するかのごとく、息子もしぼみきっていた。術後シャワーすらできなかったので自覚できちゃうほど臭かったし。めちゃくちゃ恥ずかしかったけど、おれの気持ちなんかより、こんなのを仕事で何回も目にしている看護師さんは超過酷な職場だと学べた。すぐに思いつくだけでも数人いる看護師の友達にはもっと優しく接したい。


4人部屋だったので夜中わめいていたり、タンをペッペッ吐いていたので他の3人に迷惑をかけていたんだけど、おれ以上に隣のおっさん(無呼吸症候群)のイビキが凄かった。「ぐぉーぐぉー」というのではなく、「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」と2分ほど唸りっ放しを数十秒の休憩を挟みながらエンドレスリピート。たまに「ぶりょるるる」っていうダイナミックな屁もしててビックリした。

手術当日のおれは唸りつつも、どこかで疲れ果てて寝たんだけど、2日目は寝れず。んで寝れないと頭の中で考えていることがマイナスなことばかりで負のループに陥る。途中で仮眠程度に寝れたと思いきや、誰かをボコボコにするか、誰かに殺されそうで必死に逃げる不健康な夢にやられ、おっさんのイビキで起きる。年末から大変お世話になった鬱病に似た症状が出てきて、このままだとヤバいと思ったので個室へ移動。

移動するにも空いている個室が最高級のVIPルームだけだったけど、ソファーで寝落ちして夜中にベッドへ移動する途中だった妻が奇跡的に起きており、足の手術で入院してんのに鬱病を再発するなんて本末転倒だということが伝わり9時ごろに無事移動。早朝4時ごろという夜勤で最も眠い時間帯であるはずなのに、真摯に対応して下さった看護師さんに永久なる幸あれ。


個室に移動してからは爆睡できた。そりゃ最高級のVIPルームだし。そして多くの親戚がお見舞いに来てくれてスンゲー助かった。入院中はクソひまだから毎日定期的に熱と心拍数を測りに来る看護師さんと話せるのが超楽しみであるほど話し相手がほしいほどヒマだったのは事実だったけど、それよりも誰かが心配してくれているというのを知れただけで泣きそうだった。困っている人には積極的に手を差し伸べるのが大切だと思った。嫌がられたら放っておけばいいのかもだけど、まずは手を差し伸べることな。

車イスで移動できるようになったらメシもベッドじゃなくて食堂で食べることに。食堂での席は指定されて固定メンバーなので、同じ卓のおじいちゃんたちと色々と話す。ひとりでベッドメシをしていた時は食事の時間を楽しいと思うことは皆無だったものの、食堂に移ってからは人と話せる食事の時間がすごく大切になった。おじいちゃんたちからは「病院じゃなくて街中で元気に再会しましょう」との言葉を頂いた。

あと、82歳で3度の全身麻酔を経験しているおじいちゃんは「こんだけ手術をしまくっているのに死んでいないってことは、命を無駄にしたらアカンってことや」と言っていた。人生を大切にせねば、ってことか。そして退院日には叔父が家まで1時間ほど車で送ってくれた。マジでありがとうございます。


昨年末からの鬱病と今回の入院で、本当に多くの方の支えのおかげでおれの人生が成り立っている事実を知ることができた。これまでのおれはどんだけ周りを見ずに突っ走っていたのか。まぁ、それはそれで多くのことを経験できて良かったけど。ぶっ倒れたないと異動もなかっただろうし、今の仕事をさせてもらっているのも半年前では想像もできなかったわな。

これから右足の長いリハビリがあり、それが終わったら左足を診てもらうので今度は左足を手術という可能性も無きにしもあらず。でも、最悪いつか歩けなくなる可能性を今のうちに小さくすることができるなら今のうちにやるしかねー。そんな昨今です。